ニュースリリース

2022/09/15ニュース
EVタンカー「あさひ」2022年度船員安全・労働環境取組大賞(トリプルエス大賞)「特別賞」受賞のお知らせ

~EVタンカー「あさひ」での労働災害防止への取組み、居住環境向上が高評価されました~

旭タンカー株式会社(本社:東京都千代田区)が運航するEVタンカー「あさひ」は、令和4年度 船員安全・労働環境取組大賞(トリプルエス大賞)(※1)「特別賞」を受賞しました。

世界初となるピュアバッテリー電気推進タンカー「あさひ」は労働災害(事故)防止や乗組員の労務軽減を目的とし、着離桟時の操縦性能向上のためレックスペラ(※2)を採用し、荷役作業では自動荷役システムを導入し、高レベルでの安全性を確保するための優れた装置を装備しています。さらに、居住区内では家で寛ぐような感じで過ごしてもらえるよう、対面型キッチンを採用し乗組員のコミュニケーションがとりやすい環境作りにも拘っており、このような取り組みが総合的に評価され、今回の受賞に繋がりました。

本船は、当社の経営理念である「暮らしに欠かせないエネルギー・資材の安定供給」と「安全運航を最優先に取り組み、地球環境の保全に努める」の象徴として、今後も創意工夫を続けながらお客様へプラスαの価値のある質の高い燃料油供給サービスを提供していきます。

(※1) 「SSS(トリプルエス)」とは、国土交通省が実施する船員安全・労働環境取組大賞の略称で、英語表記(Award for Safety and Smart Environment for Seafarers)の頭文字をとったものです。詳しくは、国土交通省 海事局 ホームページをご覧下さい。https://www.mlit.go.jp/maritime/maritime_tk4_000014.html

(※2) 「レックスペラ」とは、川崎重工業株式会社の旋回式スラスタです。プロペラを360°任意の方向に向けることができ、推進機としてだけでなく、同時に舵の役割も果たします。レックスペラは360°任意の方向に推力を発生するため、舵が不要で、任意の方向に推力を得ることができるため、繊細で機敏な操船や精度の高い定点保持を可能にします。また、クラッシュアスターンにより停止距離が格段に短くなります。

 

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