ニュースリリース
川 崎 市
旭タンカー株式会社
東京電力エナジーパートナー株式会社
2隻目のEVタンカーが川崎港の給電ステーションで給電を開始しました
~川崎港を拠点とするEVタンカーが2隻体制に~
川崎市、旭タンカー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 春山茂一)、東京電力エナジーパートナー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 長﨑桃子)は、EVタンカー運航の取り組みを令和3年9月30日に3者間で締結した「川崎港における電気推進船の普及促進等に関する基本協定書」に基づき進めています。この度、世界で2隻目となるゼロエミッションEVタンカー「あかり」が川崎港夜光けい留さん橋(川崎市川崎区夜光3丁目2番地の5)に建設されたEVタンカー用の給電ステーションで給電を実施し、4月13日から商業運航を開始しました。既に、世界初のEVタンカー「あさひ」が、令和4年4月に完成した給電ステーションにおいて、東京湾内で船舶用燃料供給船として従事していることから、川崎港を拠点とするEVタンカーは「あさひ」「あかり」の2隻体制となりました。
EVタンカー「あかり」も「あさひ」と同様に、大容量リチウムイオン電池を動力源としています。同船から排出されるCO2、NOX、SOX、煤煙等のゼロエミッション化により環境負荷を低減するとともに、騒音や振動を抑えられるため、乗組員の労働環境や港湾周辺環境の改善も期待できます。また、EVタンカーに供給する電気は、実質100%再生可能エネルギー由来の電気であり、1隻あたり年間約365トンのCO2(※) を削減することが可能となります。これは、一般家庭約250 世帯分の年間消費電力量に相当します。
川崎市、旭タンカー株式会社、東京電力エナジーパートナー株式会社の3者は、今後もゼロエミッション電気推進船の普及を通じた新しい海運インフラサービスの構築と、環境への負荷の少ない持続可能な循環型社会の実現に向けた先導的な事業として、EVタンカーの運航に係る事業を協力して推進していきます。
※1隻目のEVタンカー「あさひ」の実績値を参照のうえ算定した参考値です。
別紙1 EVタンカー「あかり」について
<問い合せ先>
川崎市港湾局港湾振興部誘致振興課 渡邉 | 電話 044-200-3072 |
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旭タンカー株式会社 新規事業室 | 電話 03-3508-1637 |
東京電力エナジーパートナー株式会社 広報企画グループ | 電話 050-3116-3147 |