現在、どんな仕事をしていますか?
甲板手として、船の荷役作業を担当したり、バルブを操作したり、海水で錆びついた船の部品をペンキで塗り直したり、できることはなんでもやります。また、シフト制で航海当直の仕事もあります。これは航海士と2人1組になって、指示に従って操船したり、安全に航行する為に航路に障害物がないかを見張る業務です。このように甲板手として働きながら航海士、最終的に船長を目指しています。実は、“甲板手から航海士を目指す”というルートは珍しく、通常は甲板手として働くと甲板長を目指し、船長を目指すなら航海士としてスタートするのが一般的です。私は専門学校卒なのですが、そこから航海士を目指すルートはほとんどなく、そういった間口の広さ、可能性の多さに惹かれて旭タンカーを選びました。